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院長挨拶

この度は、佐々木メディカル整体院のWebサイトをご覧頂き誠にありがとうございます。
当院は2021年12月をもちまして開業15周年を迎えました。これもひとえに皆様方のご支援、ご愛顧の賜物と心から感謝いたしております。
不調の原因はさまざまですが、当院ではかねてより原因となる悪い姿勢や身体の使い方、生活習慣などを改善する為のアドバイスに注力してきました。
また近年は関節を安定させるインナーマッスルの使い方や鍛え方を指導し成果をあげております。
腰痛や首、肩のこりなどの慢性的な症状はもちろん、スポーツによる怪我や痛み、疲労回復、筋トレやダイエット、内臓の不調などさまざまな症状にも対応いたします。是非ご相談下さい。

今後も治療の原点は気持ちを込め手を当てる「手当て」だという信念を元に頑張ってまいります。

2022年 1月

院長   佐々木 あきら

プロフィール

1962年7月1日

2006年 日中整体秋田学院卒業   

2006年 佐々木メディカル整体院開業

資格・認定

  日本電子 治療器 学会 認定 家庭物理 療法師

 院長コラムまとめ


 
曜日
『保険医療について』
2023.11.16
ご存じの通り日本は「国民皆保険制度」となっていて、国が定めたいずれかの医療保険に加入することになっています。
それによって少ない自己負担で、全国どこの病院でも同じ料金で一定水準の治療を受けられます。
この制度は素晴らしい、今後も続けていくべき制度だと思います。
ただしこれに関連した問題点や考えさせられる事がいくつかありますので述べてみたいと思います。

まず最初に保険がきく治療ときかない治療があり、それが社会に当たり前のように混在しているという事実です。
これについては複雑で長くなりそうなので、整体院に関連した例で説明しますね。
整体治療は保険がきかないので一時間くらいで4,000~10,000円など高額です。
それに比べ私の91歳になる母親が腰痛などで6種類くらいの飲み薬とシップ薬、巻き爪の塗り薬などをもらっても数百円です。
整体師側からすると効果のある整体治療については保険適用して欲しいと願うのは当然です。
事実私が整体学校にに入っていた当時(17年前)は整体ブームもあって保険適用への陳情を厚生労働省に出していたようです。
そのためノートの提出や学科試験、実技試験などの記録を残し、調査された時の準備をしていました。
ですが、未だに国家資格として整備されてはいません。
欧米では骨格調整専門の国家資格があったり、ホメオパシー、手技療法の資格なども整えられています。
日本はあん摩マッサージ師、はり灸師、柔道整復師、医師、薬剤師などありますが、偏っているのではないかと言わざるを得ません。
これは立場の弱い整体師のひがみでしょうか(苦笑)





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『整体からみた東洋医学と西洋医学➁』
2023.08.16
西洋医学的治療については情報は得られ安く、多少難しいこともネット等で調べられます。
健康保険も使えて病院も多くあるので気軽に治療できます。
それに比べ東洋医学的治療となると、言葉も難解で基礎知識がないと調べにくいです。
治療法も鍼灸治療は一般的ですが、痛そう熱そうで気軽には行けないし、費用も保険がきかないから結構高い、となります。

整体院での患者さんも多い腰痛で比べてみると
通常は整形外科でレントゲンを撮り、明らかな骨の異常や炎症等が無ければ腰痛症と診断されます。
痛み止めの湿布、投薬、注射などの治療はされますが根本的な治療とはならず長期間通院する方は多いです。

かといって整形外科で良くならない患者さんが、通常の鍼灸治療で改善する場合が多いかと言えばそれほどでもないようです。
ところが東洋医学的治療や他の代替治療にはもっと効果的な治療法が数多く存在します。
例えば従来の鍼治療とは全く違う「山元式新頭針療法(YNSA)」という頭に鍼を刺す方法があります。
ドイツ・アメリカ・ブラジルを始め14カ国で医療として導入され保険適用も進んでいます。
あらゆる痛みに有効なのですが、この治療法の凄いところは、従来の手術やリハビリで治らなかった半身不随や麻痺などの患者さんがかなりの確率で回復している事実です。
東洋医学的治療の底力がわかりますね。
私は決して西洋医学的治療を否定している訳では無く、「他の治療法をもっと知って!そして使ってください」と言いたいだけであります。





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『整体からみた東洋医学と西洋医学➀』
2023.03.16
東洋医学と西洋医学の違いは何?
と訊かれた場合、大雑把に答えるとこうなります。

東洋医学は
人体を総合的にとらえ、体質を改善して内科的な治療を行うもの。
また経験的、哲学的でもあり天然生薬を処方する。
よって体質を改善して病気に負けない身体をつくる予防的な医学であり、内因性の病気の治療が得意とも言えます。

一方、西洋医学は
器官、組織、細胞学といった細分化した学問としてとらえ、科学的、局部的で化学薬品を処方する。
ですから細菌などによる伝染病の治療や解剖学を駆使した外科手術などが得意です。

現代の日本では医学といえばほとんど西洋医学のことを指すといっても過言ではありません。
しかし大切なのは、どちらが優れているということではなく、両者の違いをおおよそ理解した上で上手に活用することだと思います。

次回からはもう少し詳しく具体的にどのように考えたら良いか、当院での治療方法なども述べていきます。





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『老化についての考察』
2022.11.16
老化と言えば一般的には認知症などの「脳の老化」や筋力などの運動機能の低下が思い起こされると思います。
しかし、整体施術をしていて良く感じるのは年配の方々の「身体のかたさ」です。

少し専門的に言うと筋膜が縮んだり伸びたまま、或いはねじれたまま固まっているという状態かと思われます。
触ってみて硬いということもありますが、状態が悪くなると身体が動かしにくかったり痛みが出る、押すと痛いということになります。
これを防ぐ方法は比較的簡単で、適度な硬さのもの、例えば硬式テニスのボールやローラーで圧迫しながら転がしてほぐすだけです。

実はこの「筋膜」は解剖学的にも近年の非常に重要な発見と言われておりまして、痛みや精神的なストレスとの関連性も証明されております。つまり老化、若返りとも深~い関係があるというわけです。

私は夜20分程度全身をフォームローラーでゴロゴロ行っておりますが、身体が動かしやすくなり、疲労回復や怪我の予防にも役立っております。
ぜひ参考にしてください。





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『筋肉量測定のすすめ』
2022.06.16
皆さんは自分の筋肉量を測定したことがあるでしょうか?

年齢を重ねる毎に足腰が弱りやすいとよく言われます。
体重60㎏の人で片足の筋肉量が8㎏以上あれば階段の昇り降りが楽にできるというデータもあります。

最近は体組成計というものがトレーニングジムなどにも置いてあり気軽に測れるようになりました。
私の場合は民話伝承館内にある通称「うごトレ」で3カ月に一回程度測っています。

皆さんもぜひ測定してみてください。
自分の弱い部分や、栄養評価などいろいろチェックでき、筋トレの目標も立てやすいので健康管理に役立ちますよ。





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『準備運動のストレッチついて』
2022.05.16
過ごしやすくスポーツには最適な季節になりました。

皆さんは準備運動や整理体操の際ストレッチをされていると思いますが、スタティック(静的)とダイナミック(動的)の2種類をしっかり使い分けているでしょうか?
スタティックストレッチは従来やられている筋肉を20~30秒程度静かに軽く伸ばすような運動で、アスリートはこれを整理体操としてやっているようです。
それに対しダイナミックストレッチは実際の動きに基づいて動かしながら神経の刺激や血流を高め柔軟性も増していくもので、最近ではこちらを準備運動として用いるのが一般的になっています。
私もテニスのジョコビッチ選手の著書を参考に6年程前から実践していますが、以前より動きが良くなり怪我も格段に減りました。

ネットでも動画が公開されているようです。
皆さんにもぜひ実践されることをお勧めします。





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『除雪作業について➁』
2022.02.16
スコップで雪を放り投げる作業で、腰を傷めないように考えてみましょう。
上体をねじって作業すると思いますが、この際注意する点はいわゆる腰の回転を使わない事です。
腰の骨(腰椎)はそれほどねじれやすい構造にはなっていません。
それを回して使おうとすると当然傷めることになります。

ではどうすれば良いかというと、
1)肩甲骨を柔らかく大きく使う
2)胸椎(背骨の上部、胸のあたり)を柔らかくしておいてねじれるようにしておく
ということになります。

スポーツでの身体の使い方で「腰の回転で打つ」といった表現が以前よく使われていましたが、それは間違いです。
この認識が広まったせいか、この表現は使われなくなったようですね。
参考にしてみてください。




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『除雪作業について➀』
2022.01.16
この時期になると、手首や肘などを傷めたり、過労状態になって来院される方が多くなってきます。
これらの予防を整体的に考えてみると
まずは一か所に負担をかけないようなやり方を考えてみましょう。

例えば
1)右手、左手をバランスよく使う
2)スノーダンプで運ぶ際に押すだけでなく引くことで、使う筋肉を変えるなど

それから腕や肩の小さい筋肉でなく、肩甲骨周りの広背筋や太ももの大腿四頭筋などの大きな筋肉をしっかり使うことを意識すると効果的です。

まだまだ雪との格闘が続きます、体調を整えながら乗り越えていきましょう。




曜日記述

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取材記事掲載

本整体院が2019年7月に受けたインタビューの記事を掲載致します。
佐々木メディカル整体院の整体に対する考えなどが書いて有ります。
興味の有る方はぜひご一読下さい。

インタビュー
佐々木メディカル整体院 院長
佐々木 了

プロフィール

●ササキ アキラ
1962年 湯沢市生まれ
会社員を経て、2006年地元湯沢市に
佐々木メディカル整体院を開業

佐々木メディカル整体院の治療の特徴を教えて下さい

一言で言うと「ソフトな手技」、それに電子治療を併せて使うということですね。
整体というとボキボキされそうで怖いというイメージもあると思いますが、私のところでは非常に柔らかいやりかたをします。
例えば、患者さんの筋力と私のちからをほんの少し使って骨格を調整したり、筋肉を緩めたりしますので、年配の方とか子供さんにも安心かと思います。
それと、電子治療のほうは神経や筋肉の痛みやコリをとる事の他に、手技では難しい体質改善的なアプローチから体調を良くしていくことができます。
例えば胃腸の働きを良くしたり、血行を良くして冷えを改善したり、疲労回復、不眠症、慢性便秘などにも効果的なんです。
あと面白いのは、電子治療器の種類が豊富でいろんな作用があるので、部分やせとかダイエットを効果的にできたり、怪我を早く治したりとかもできます。

他にも治療器の性能や効果を利用したサブメニュー的なものがあるので是非なんでも相談してもらいたいですね。

佐々木院長のキャリアや整体師になったきっかけなどをご紹介して頂きたいのですが
まずは、ご出身は地元の湯沢市ですか?

はい、湯沢市生まれ湯沢市育ちです。市内で引っ越しをしましたが基本的には50年以上ずっと湯沢市に住んでいます。湯沢市から離れたのは、学生時代と、会社員時代に東京や外国への長期滞在出張した時くらいですね。

会社員時代、ということは他の仕事も経験されたのですね

ものづくりが好きだったので、工業高等専門学校に入り機械工学を勉強して、卒業後に工業系の会社に就職しました。それが先程の会社員時代です。

実は整体師って、腰痛もちとかあちこち悪い人が多くって、知り合いの整体師どうしで治療しあってたりしてるんですよ(笑)

ちなみに、工業高等専門学校は高校と短大の卒業資格が得られて就職率も良かったので選んだのですが、スポーツや音楽など趣味に明け暮れてて成績はかなり悪かったです。
ただスポーツは今もやっていて、競技経験や怪我の克服は今の仕事にも役だっていると思います。
きっかけについては、会社員時代に腰を悪くして整体に通っていたのですが、その時「良い仕事だな」と思って。それがきっかけですね。
実は整体師って、腰痛もちとかあちこち悪い人が多くって、知り合いの整体師どうしで治療しあってたりしてるんですよ(笑)。

患者さんは、年齢層とか、どのような症状の方が多いですか?

年齢層は幅広いですね。中高生も来てくれますし、90歳くらいで通われている方もいます。この間は、いつも来ていただいているお母さんが、体質的な相談ということで幼稚園児を連れて来られましたよ。
症状については腰痛や肩こり、あと最近は背中が苦しいという人が多いです。

ほかにも胃腸が弱くてとか、体質的に弱くてなんとかしたいとか、冷え性、年配の方が運動機能を改善したいとか、さまざまな方がいらっしゃいます。

今までのお仕事を振り返られて印象に残る経験とか、エピソードなどがあったら教えていだだけますか?

はい、プライバシー保護の関係でざっくりの例になりますが。
駆け出しの頃、首の痛みに2年間悩まされているという患者さんが来られたのですが、ちょっとの刺激でも痛みが走る状態でした。
2年がんばっても改善されていない首の痛みをどうしたものかと悩みましたが、患者さんの状態を細かく確認しながらとにかくいろんな治療を試すことにしました。そのうち良い感触が得られてきて、結局半年ぐらい通っていただきましたがほぼ痛みがなくなりました。その患者さんの話では3週間目ぐらいの時によくなりそうな感覚があったため続けて通ったということでした。

治療家ができることは限られている。その上で頼ってきてくれた患者さんに何ができるか

改善がすぐ実感できなくてもとりあえず3週間通ってくれた患者さんに感謝ですね。患者さんと丁寧にコミニュケーションしながら進めたのが良かったのだと思っています。
また、内臓を元気にするって本当に大事だなと思ったことがあります。その患者さんは何回か流産したという方だったのですが、一生懸命通ってもらい、とにかくおなかを温めて、肝臓や腎臓も温めて高周波やツボ療法で体質を改善したんです。本当にがんばって通ってくれました。もちろん、当院の治療だけでなく並行して頑張られたこともあるかもしれませんし、いろいろな要因が重なった結果と思いますが、現在その方には二人の元気なお子さんがいます。当院としましては、当方での体質改善治療が一役は買ったと確信しております(笑)。
それから、高校の運動部で腰痛のために来ていた女の子が、10年ぶりにまた来てくれた事が有りました。
見た目も名字も違っていたので最初はわかりませんでしたが、結婚して子供もいるとのことでした。時の流れを感じつつ、当院をまた頼って来てくれた事が嬉しかったのを憶えています。

治療をする上で大事にされていることとかポリシーといったことがあったら教えてください

自分のような治療家ができることは限られているということを肝に銘じて、まずはおごりがないようにと思っています。

その上で自分を頼ってきてくれた患者さんに何ができるかということだと思うんです。病院の治療とは違って、はっきりした不調の原因や治療効果をデータで示す事は難しいのが我々のやっている民間療法です。それだけに患者さんの話を聞いたり触診によって丁寧に状態を判断することが大切です。これは患者さんとの信頼関係を築くと言うことでもあるし、東洋医学的に言うと患者さんとの「氣」を合わせるということですね。
技術レベルをアップさせていくことはもちろん大切ですが、原点としてそこのところを大事にしています。

最後にこの記事をご覧になっている方々にメッセージなどございましたらお願いいたします

現代人はとにかく運動不足だと思います。
人間は動物なのでやっぱり動いてなんぼだと思うんです。毎日散歩しているとか、週一でスポーツをしているとかでは全然足りなくて、おまけにストレスをためて食事にも気を配らないのでは病気になりやすくなるでしょう。
まずはちゃんと動ける身体をつくることで気持ちも前向きになれるし健康になっていくと思います。
みんなが健康にならないと社会が良くならないと思うので、そのために私が少しでも役に立てたら嬉しいですね。

2019/07/19
湯沢市役所市民ロビー にて